はじめてのナラティヴ・セラピー
ナラティヴ・セラピーとは、問題に苦しめられている人々だけでなく、そのような人々を支えようとする対人援助職につくものにも、可能性や希望を提供してくれるアプローチです。これは、オーストラリア人のマイケル・ホワイトとニュ ージーランド人のデイヴィッド・エプストンの貢献によって形作られ、多くの人を魅了してきました。
この治療的姿勢は、家族療法の潮流の中から生まれ、ポスト構造主義に位置づけられるものです。ところが、このような理論的な側面からナラティヴ・セラピーに入ることは、その難解さゆえに敷居が高くなってしまいます。
本ワークショップでは、このナラティヴ・セラピーをできるだけわかりやすく伝えることを目的としています。 ナラティヴ・セラピーがどのようなものであるかについての講義を行い、セッションのビデオ(またはライブ・カウンセリング)を見ていただきます。