日本キャリア開発研究センター(JICD)設立5周年記念事業
21世紀の仕事の世界は急速な変化が進行しており、これまでの標準化された制度的な人生コースは無くなり、個人は不確実な社会の中で、自分の人生を形成し、自分の人生設計に対して責任をもつ時代になりました。そして、人生設計とキャリア構成を支援するキャリア・カウンセリングも変化を求められています。
このような潮流の中でサビカス氏が提唱する「ライフ・デザイン・アプローチ」は世界的に支持されつつあります。サビカス氏の名著「キャリア・カウンセリング」を翻訳出版するにあたり、その基盤となる理論である「キャリア・コンストラクション・セオリー」や「社会構成主義」「ナラテイブ・アプローチ」等についても紹介し、日本におけるキャリア・カウンセリングのこれからを考えてゆきます。