資格認定要件

●キャリア開発カウンセラー資格認定要件

CDC 資格認定委員会は、キャリア開発の「専門分野にかかわる要件」と
「実践活動にかかわる要件」の総合的視点から審査し、CDC 資格を認定する。

1. 「専門分野」に関わる要件

①(株)日本・精神技術研究所主催キャリア・カウンセラー上級コース(CCA)
およびキャリア開発カウンセラー(CDC)養成コース修了者
CCA 及び CDC 養成コース修了者と同等またはこれに準ずる資格要件の取得者

② 個人スーパービジョンを 15 時間以上受けていること
(グループスーパービジョンの自己ケース時間を含む)

2. 「実践活動」に関わる要件

職務的実績(所定のキャリア・カウンセリング/コンサルティングなど)に加え、
次のようなキャリア開発に関する実践活動に従事していること。

(a)社会奉仕的なキャリア相談を地域社会に提供
(b)ネット媒体のキャリア支援活動を企画実施
(c)所属組織内でのキャリア開発の啓発的活動、自主的勉強会などの立ち上げ
(d)キャリア開発支援にかかわる非営利のグループ活動(マイノリティ支援、学生支援など)への参加など

現職以外の社会的状況の中での自主的支援活動にかかわる姿勢と実績が審査される。
キャリア開発に関わる実践活動とは、広範な社会的状況、組織的な役割
遂行の場における実践と応用のキャリア開発支援行動を意味する。
組織内外のジョブに限定されない広義のワーク、自主的なグループ活動も審査
対象となる。尚、現職自体が「実践活動」要件を十分に充たしている場合は、
現職以外の実践活動を資格要件として求めない場合もある。